醜形恐怖症(しゅうけいきょうふしょう)とは、他人から見れば普通であるのに、本人が自分の顔や体型を致命的な欠点とまでに思い込んで悩み、1日に何十回と鏡を見続けるなどで、日常生活に支障を来たす心の病をいいます。
醜形恐怖症は、中学生から大学生までの年齢層で多くみられ、男子に多いといわれています。
また、醜形恐怖を抱く部分は、8割が顔、2割が体型と身長といわれています。
醜形恐怖症の治療として、薬物療法では、抗うつ薬や抗不安薬などが用いられます。
また、薬物療法と併行して、グループカウンセリングによって、人とのコミュニケーションに慣れるようにしていきます。
醜形恐怖症の治療の難しい点は、本人が病気であるという認識を持っておらず、思い込みも激しいので、治療の土俵にのせるまでに大変苦労することが指摘されています。
醜形恐怖症の本人に、家族や周囲がいくら普通だからといっても、一切耳を貸そうとせず、かえって逆効果になることもあります。
一つの方法としては、本人は美容整形を望んでいることが多いので、それと引き換えに専門医を受診するよう上手く話しをもっていくことです。